アルバイトでもがんばること

駅伝大会警備のアルバイト

アルバイトでもがんばること 私の住んでいる徳島県では、毎年1月4日から6日に掛けて開催される駅伝大会があります。おそらく全国でも例がないと思うのですが、各郡市の中学生から一般のランナーが健脚を競う人気のイベントなのです。私は高校で陸上部だったのですが、毎年アルバイトに駆り出されていました。主な仕事は沿道の警備なのですが、真冬なのでとにかく寒かった思い出があります。当時の時給は500円程度で、非常に割の悪い仕事だったと記憶しています。あんなに寒さを感じた仕事は、以降の人生でも経験がありません。二度とやりたくないなぁ…そんな思いに駆られたものです。

ところが、そんな駅伝の沿道警備にその後も何度か参加することになったのです。学生時代に登録していた警備会社からの依頼でした。高校生の頃は責任を感じてはいませんでしたが、大学生になってからは大きく責任を感じるようになりました。沿道のお客さんや選手にトラブルがないように、細心の注意を払うようになったのです。警備のアルバイトは一見すると単純なようですが、一瞬の気の緩みが大惨事に直結するのです。正規やアルバイトに関係なく、自覚を持って職務にあたらなければなりません。私にとっては原点を教えてくれた仕事なのです。

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